マンモへの憎しみを書き連ねるブログ

2014年夏~秋にかけて左乳がんを治療した際の記録及び、雑感

放射線治療後の胸ケアには毛穴パックですよ!

放射線治療では放射線の当たった部分に皮膚障害が出ます。
ほとんど色づかない人や、夏の日焼け程度で済む人もいるようですが、私の場合は赤紫色に変色し、丸一年たった今でも「この夏のハワイ焼け」ぐらいの色が残っています。


火傷状態なので、直後から徐々に皮がむけ、しばらくは黒っぽいカスのような皮がぽろぽろ剥がれ落ちていきます。
病院によってはオリーブオイルを含ませたコットンで皮膚のケアをしてくれたりもするようですが、私の通っていたクソ病院では皮膚のケアはまったして(教えても)くれませんでした。
それどころか、かゆみや乾燥を抑えるために、どこの病院でも一般的に処方するごくごく弱いステロイドやヒルドイドローション(アトピッ子にはおなじみの保湿ローション)すら出してくれないというトンチンカンな対応。
かゆみを訴えても「薬を塗っても塗らなくても皮膚の回復にかかる時間は同じ」という謎データを盾に、いやいやいやいや回復云々じゃなくて今かゆいという症状の対処療法として薬出してくれって言ってるんだけ怒!という私の訴えを聞こうともしなかったあの老害医師…殺してやりたい。
病院のロビーの隅で悔し涙を流し、その足でかかりつけの個人皮膚科医院に飛び込み、赤紫色のおっぱいペロンして「薬ください!」したっつーの。くっそあの老害ジジイ、思い出したらまた腹立ってきた。
※もちろん大学病院勤務時代に放射線治療後の患者をたくさん見てきたという皮膚科専門医はたっぷり薬を処方してくれましたよ!


で、治療終了後の脱皮途中の汚い肌ですけども、皮膚が非常に弱くなっているため、ゴシゴシこするのはNG。
湯船の中でガーゼタオルを使ってやさしくこすり取ってみたのですが、それぐらいじゃなかなかきれいにならない。
二か月ぐらいはところどころ皮がむけたりむけなかったりのまだら胸でいたのですが、ある日一念発起してビ〇レの毛穴すっきりパックをまだら部分に試してみたところ……黒っぽい皮の残骸たちが気持ちいいほどぐいぐいはがれるじゃありませんか。
結局シート7枚ぐらいを使って、夢中でまだら模様を一掃してやりました。
こするよりは肌への負担も少ないんじゃないかと思います。



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